Commons:構造化データ

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Shortcut: COM:SDC

コモンズの構造化データについて

コモンズの構造化データは、人間が理解可能な多言語によるメディアファイルに関する情報で、かつ機械も統一的に処理できる十分な一貫性をもつものです。

コモンズの構造化データに対する短い初心者レベルの紹介(3分43秒)

基本

メディアファイルのページにはそれぞれ「ファイル情報」タブと「構造化データ」タブがあります。

ウィキメディア・コモンズの秀逸な画像を例に見てみましょう:Würfelzucker (2018)

簡単な例 Dietmar Rabich / Wikimedia Commons / “Würfelzucker -- 2018 -- 3564” / CC BY-SA 4.0

多言語の説明文をファイルに追加する

「ファイル情報」タブの下でファイルのキャプションを複数の言語で追加できます。ハイパーリンクやウィキ構文を使わずに、ファイルに関する短い事実描写をしてください。これらのファイルのキャプションによって、ファイルが探しやすくなります。

ファイル内の「題材」とは?

「構造化データ」タブの下では、ファイル内に何が描写(題材化)されているかを記述できます。この写真では12個の白い角砂糖になります。以下の画面では、どのように多言語で説明がなされているかを表示しています。構造化データはインタフェース言語の設定を切り替えると異なる言語で見ることができます。
詳しくはCommons:題材を参照。

ファイルに関するその他の文

「構造化データ」タブの下ではまた、そのファイルについてその他の説明情報を追加することができます。この例ではファイルのライセンス、作者、品質評価が記述されています。
詳しくはCommons:文を参照してください。

コモンズの構造化データでやっていること

コモンズの構造化データは、アクセス、検索性、閲覧性を改善し、新たなコンテンツ利用法を提供します。

アクセシビリティ改善

  • 多言語:300以上の言語で自動的に追加されるラベルを提供します。
  • アクセシビリティ:視覚障害者等、特別なニーズのある利用者がコンテンツによりアクセスしやすくなるように情報を提供します。

コンテンツの新たな探し方

  • 検索性:より良いコンテンツの説明や描写されている題材を通じてコンテンツを探しやすくします。

コンテンツを閲覧および利用する新たな方法

  • 様々な情報源から知識を繋ぐ:多数の情報源からのコンテンツを探索したり主題を視覚化する新しい方法を提供します。
  • コレクションとトピックを探す:コンテンツを照合してコレクションやトピックを探す新しい方法を提供します。
  • 他のウェブサイトやサービスで利用可能:SDCのデータはフリーで機械可読なので、アプリやその他のコンテンツですぐに利用できます。

情報の質の改善

  • 出典のあるデータ:データはその情報源を参照することができ、その情報の原作者や第三者による検証を見ることができます。
  • クエリ可能:何千ものファイルに対してデータ品質を一度にチェックするクエリを投げることで、古くなったり、正しくない情報をより識別しやすくなります。

簡単な始め方

相談先

協力者募集中

  • コモンズの構造化データについての文書作成と、このポータルのページの更新に協力してください。
  • Commons:Structured data/Modelingで議論してファイルはどのように記述されるべきかを決めましょう。

構造化データをファイルに追加するツール

ISAは、depictsの文や多言語のキャプションの追加を支援するツールです。詳細

AC/DC(Add to Commons, Descriptive Claims)は一括編集を支援するコモンズのガジェットです。ファイルのグループへ文を追加することができるようになります。AC/DCは個人設定で有効化できます。詳細

SDCCat-a-lotに似たユーザースクリプトで、あるカテゴリ内のファイル群に対して文を追加できます。→詳細

Depictor(デピクター)は描写の文の追加に使うもので、ゲームに似たインターフェイスを用います。カスタマイズするには、特定のカテゴリー類またはSPARQLクエリを使用します。

Image Annotator はウィキメディア・コモンズでの画像アノテーション・キャンペーンを実施しているツールです。

OpenRefine(オープンリファイン)は構造化データを一括してウィキメディア・コモンズのファイル群に追加する柔軟で強力なツールです(OpenRefine 3.6の後継版。)

開発者向け情報

コモンズの構造化データの開発はPhabricatorで追跡できます

ウィキメディア・コモンズの構造化データはウィキベースソフトウェアで実行されています。データはAPI経由でアクセスできます。詳しくはmw:Wikibase/APIを参照。

構造化データに使用される拡張機能はWikibaseMediaInfoです。

よくある質問

どのような構造化データを追加すべきですか?あるファイルを構造化データで記述するにはどうしたら良いですか?

  • 題材の文のサンプル例については、Commons:題材を参照してください。
  • その他のヒントや例はモデル化のページをご覧ください。そこで質問したり、文書化に貢献することもできます。コモンズの構造化データのデータモデルのデザインは、現在作業中です。

すでに構造化データがあるファイルはどうやって探したら良いですか?

次のように、コモンズの検索欄から構造化データを使ったファイルを探すことができます。

多数のファイルに構造化データを一括して追加する方法はありますか?

上述のツールをご覧ください。

もっと質問がありますか?

よくある質問のページをご覧ください。