Commons:構造化データ/概要

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構造化データとは

ウィキメディア・コモンズはサイトの運用にウィキペディアと同じMeddiaWikiというソフトウェアを使用しています。MediaWikiはもともとWikipediaを作るために開発されたソフトウェアでした。そのため、コモンズにあるファイルについて、プレーンテキスト(あるいはwikitextやテンプレート)とカテゴリで詳細を記載していました。詳細は通常ひとつの言語 -- ほとんどは英語 --のみで記載され、最も憂慮すべきは、機械可読ではないことでした。

構造化メタデータはそれぞれのファイルに対して、強固で、一貫し、構造化し、リンク形式でのアクセスを可能にします。この形式は規模が大きくなってもソフトウェアでも理解可能です。メタデータを持つことで構造化し、インターネット上の外部データベースと相互にリンクできるようにしています。構造化メタデータは構造化していないデータよりも別の言語に翻訳しやすいものとなります。

この切り替えにより、コモンズのメディアファイルを新しい方法で使うことができるようになります。また、コモンズにあるファイルを、様々な言語で見やすく、探しやすく、編集しやすく、作成しやすく、整理しやすく、使用や再利用しやすくするものでもあります。

See also: なぜこれをやるのか

ウィキメディア・コモンズで何が変わったのか?

ウィキメディア・コモンズ上のファイルについての情報はウィキデータを装備した構造化データで拡張されました。

ウィキメディアのエコシステムにおける構造化データのリポジトリであるウィキデータは、コモンズにおける構造化データのための基盤として提供されています。

ウィキデータのソフトウェアであるWikibaseは記事をwikitextでストアしているのではなく、コンセプト(「項目」と呼ばれる)をストアしています。そしてこれらの項目は例えば項目のタイトル、他の項目との関係、日付などを記述する多数の「文」を含んでいます。

ウィキデータ上の構造化データはウィキメディアのあらゆるサイトで、またサードパーティでも自由に再利用できます。さらに、コンピュータはこれを容易に処理したり理解できます。その柔軟性により、ウィキデータはSTEM[1]分野だけでなく、文化遺産や人文科学でも次第に使われ始めています。さらに、翻訳を広範にサポートしているので、ひとつの言語でウィキデータに入力されたデータは多くの他の言語でも同様に即座に利用可能になります。ウィキメディア・コモンズにおける構造化データ統合はWikibaseやウィキデータのメタデータをウィキメディア・コモンズの説明文に統合することで行われます。

See also: よくある質問
See also: 用語集

支援と参加の方法

See also: 参加しよう
See also: Commons:Structured data/GLAM
See also: Commons:International Image Interoperability Framework
  1. 科学、技術、工学、数学。