User:Mti/municipal coat of arms Toyamapref
< User:Mti
富山県の市町村章一覧(とやまけんのしちょうそんしょういちらん)は、富山県内の市町村に制定されている、あるいは制定されていた市町村章の一覧である。なお、一覧の順序は全国地方公共団体コード順による。廃止された市町村章は廃止日から順に掲載している。
市部
[edit]市 | 市章 | 由来 | 制定日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
富山市 | 富山藩時代からの菊紋の中に「富」を配したもの[1][2] | 2006年1月4日[1] | 旧・富山市制時の1908年に制定されていたものを市制施行後に継承する[2] | |
高岡市 | 「高」を図案化したもの[3][4] | 2005年11月1日[4][3] | 2代目の市章である 色は青色と緑色が指定されている[4] | |
魚津市 | 「ウ」を図案化し、波頭で「津」を表現したもの[1][5] | 1957年4月15日[5][1] | ||
氷見市 | 「ヒミ」を図案化[3][6] | 1958年9月4日[6][3] | ||
滑川市 | 波頭と川で「波入川」を表現したもの[3][7] | 1954年6月15日[3] | ||
黒部市 | 「K」を図案化したもの[3][8] | 2006年3月31日[8][3] | 2代目の市章である 色は緑色・黄緑色・青色が指定されている[8] | |
砺波市 | チューリップと庄川を図案化したもの[3][9] | 2004年11月1日[9][3] | 2代目の市章である 色は橙色・緑色・水色が指定されている[9] | |
小矢部市 | 「小矢べ」を図案化したもの[1][10] | 1963年4月1日[10][1] | ||
南砺市 | 福野町、城端町・平村・上平村・利賀村・井波町・井口村・福光町の8町村が円で繋がったもの[3][11] | 2004年11月1日[11][3] | 色は青色・赤色・緑色が指定されている[11] | |
射水市 | 「い」を図案化したもの[1][12] | 2005年11月1日[1][13] | 色は青色が指定されている[14] |
町村部
[edit]郡 | 町村 | 町村章 | 由来 | 制定日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
中新川郡 | 舟橋村 | 「ハ」・船を正面から見た形・「し」を重ねたもの[3] | 1973年6月22日[3][15] | 制定前は作成されていなかった[16] | |
上市町 | 「上市」を図案化し剱岳を表現したもの[1][17] | 1954年3月28日[1][17][18] | 色は外側は黒色・濃緑色・白色であり、「市」は金色が指定されている[18] | ||
立山町 | 「立山」を図案化したもの[3][19] | 1954年5月1日[3][20] | |||
下新川郡 | 入善町 | 「入」を太くしかつ中央に置いて図案化したもの[3][21] | 1960年7月1日[3][21] | ||
朝日町 | 「ア」を三つの組み合わせ、輪で繋いで「朝日」を意味したもの[1][22] | 1954年11月3日[1][22] |
廃止された市町村章
[edit]市郡 | 市町村 | 市町村章 | 由来 | 制定日 | 廃止日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
富山市 | 富山藩からの菊紋を継承したもの[2][23] | 1897年11月20日[2][23] | 1908年[2][23] | 「富」を配し、一部図案を変更したもの[2][23] | ||
下新川郡 | 魚津町 | 「魚」を基本とし、魚類・亀の甲・蛤などの貝類などの海産物を表したもの[24] | 1913年7月1日[24] | 1952年4月1日 | ||
西礪波郡 | 石動町 | 不明 | 不明 | 1962年8月1日 | ||
砺中町 | 不明 | 不明 | ||||
西礪波郡 | 戸出町 | 戸と桜の花弁を図案化したもの | 1923年[25] | 1966年2月10日 | ||
東礪波郡 | 中田町 | 不明 | 1956年12月7日[26] | |||
婦負郡 | 呉羽町 | 不明 | 不明 | 1966年4月1日 | ||
中新川郡 | 水橋町 | 「水」を主題とし、上下の円形と左右の突出を表したもの[27] | 1954年7月1日[27] | 1966年5月1日 | ||
上新川郡 | 大沢野町 | 不明 | 不明 | 1967年5月1日 | 初代の町章である | |
射水郡 | 大島村 | 不明 | 不明 | 1969年4月1日 | ||
東礪波郡 | 城端町 | 「城」を「ハナ」で囲ったもの[28] | 1962年[28] | 1973年6月18日 | 初代の町章である | |
西礪波郡 | 福光町 | 「フク光」を図案化したもの[29][30] | 1955年9月5日[30][31][29] | 2004年11月1日 | 当時の福光町役場の新築を記念して一般公募され、1955年8月25日の選定委員会で決定されて同年9月5日の町議会で正式に制定された[29] | |
東礪波郡 | 井波町 | 「イナミ」を意匠化してから円形と左右にある突出部分は信愛・誠実・町勢の飛躍発展を象徴し、中央の空白は井波彫刻(木彫り工芸の町)として工芸の「工」を表したもの[32][33] | 1954年7月4日[32][33] | |||
福野町 | 九個の「フ」で星・「の」で日・月を表したもの[34] | 1975年9月1日[34][35] | 1927年に制定していたものを1975年9月1日に告示された[34][35] | |||
城端町 | 全体はミズバショウの花を象り、その花の上に「城」・周囲に「ハナ」を配したもの[36][37] | 1973年6月18日[38][28] | ミズバショウの部分は青色であり、「城」・「ハナ」の部分は白色が指定されている[28] 町花であるミズバショウを制定する為に変更される[28] 1973年6月16日に告示され、同年6月18日に制定された[36] 2代目の町章である | |||
平村 | 「平」と「円」を基にしたものであり、地域連帯感と融和・人形山・感謝の心・五箇山の自然・生産の文化と向上に励む逞しい人を表してから活力ある村の発展を目指したもの[39][40] | 1976年10月27日[40][41] | 制定前は作成されていなかった[42][39] | |||
上平村 | 緑色は山村と白川郷・五箇山の合掌造り集落を表現してから金色は「カ」を図案化したものであり、村の大きな飛躍発展を期待したもの[43][44][45] | 1974年3月13日[43] | 色は緑色と金色が指定されている[45][43] 制定前は作成されていなかった[46] | |||
利賀村 | 全体は「利賀」を表し、「と」を表し、三角形は高峰・扇山・金剛堂山・水無山の四山であり、その中に「賀」を配したもの[44][47] | 1958年9月[48][49] | ||||
井口村 | 「井口」を意匠化したものであり、「井」は未来に向かって限りなき躍進と村の繁栄を表現・「口」は輪の形(円形)にして村民の融和と団結を意味したもの[50][51] | 1978年11月5日[50][51] | 当時の井口村役場新築を記念して制定された[51] | |||
砺波市 | 「と」を円形に図案化したものであり、円の形は市民の相和(相携える)を意味してから左右の翼の形は伸び行く市勢を表したもの[52] | 1954年6月1日[52][53] | 1954年5月26日に施行され、同年6月1日に公告化された[53] 初代の市章である | |||
東礪波郡 | 庄川町 | 「庄川」を円形にし、造形したもの[52] | 1952年6月1日[52] | |||
上新川郡 | 大山町 | 「大」の字を図案化し、なかに「山」を浮き彫りにして表したもの[23] | 1955年6月22日[23] | 2005年4月1日 | ||
大沢野町 | (著作権存続) | 「オ」を図案化したもの[23] | 1967年5月1日[23] | 2代目の町章である | ||
婦負郡 | 婦中町 | 「婦」を配し、その外周に六角形にした「中」を図案化したもの[23] | 1952年6月1日[23] | |||
八尾町 | 「八」を翼上に図案化したもの[23] | 1954年8月14日[23] | ||||
山田村 | (著作権存続) | 牛岳に「山」を表したもの[23] | 1977年1月4日[23] | 制定前は作成されていなかった[54] | ||
細入村 | 「ホソイリ」を図案化したもの[23] | 1965年11月3日[23] | 色は「ホ」の部分は赤色・「ソイリ」は緑色が指定されている[23] 制定前は作成されていなかった[55] | |||
新湊市 | 「新」と円を表したもの[56] | 1951年3月15日[57] | 2005年11月1日 | 1954年11月1日に告示された[58] | ||
射水郡 | 小杉町 | 「小」を円形に図案化し、周囲をスギの葉で包んだもの[56] | 1975年11月23日[56] | 制定前から存在していた[59] | ||
大門町 | 「大」を図案化したもの[56] | 1955年12月15日[56] | ||||
大島町 | (著作権存続) | 中央に「大」・周囲に四つの「マ」を意匠化したもの[56] | 1969年4月1日[56] | |||
下村 | (著作権存続) | 「下」を三つ組み合わせたもの[56] | 1974年6月3日[56] | 制定前は作成されていなかった[60] | ||
高岡市 | 全体は「高」を図案化し、高岡商人の通称であった車組と工業地域の歯車と曳山の車を表したもの[61][62] | 1916年9月19日[63][64] | 初代の市章である | |||
西礪波郡 | 福岡町 | 三角形を以って六字の「フ」・中に三字の「フ」を配す・それらを合わせて「福(フ九)」となし、その中心に「岡」をおいて図案化してから三角形は町の特産物である笠(菅笠)を表し、円い「岡」の形は神話と団結を象徴したもの[65][66] | 1924年10月6日[63][65] | |||
黒部市 | 「クロ」を円で描き、その下に「ベ」をあしらい、図案化したもの[67] | 1954年9月1日[67] | 2006年3月31日 | 初代の市章である | ||
下新川郡 | 宇奈月町 | 「ウ」と「ナ」を重ね、上弦の月を組み合わせたもの[67] | 1957年6月15日[67] |
参考文献
[edit]書籍
[edit]- 小学館辞典編集部 , ed. (10 January 2007) 図典 日本の市町村章 (初版第1刷 ed.), 小学館 ISBN: 4095263113.
- 近藤春夫 (1915) 都市の紋章 : 一名・自治体の徽章, 行水社 Template:近代デジタルライブラリー
- 中川幸也 (11 October 1987) シリーズ人間とシンボル第2号「都市の旗と紋章」, 中川ケミカル
- 丹羽基二 (5 April 1984) 日本の市章 (東日本), 保育社
- 望月政治 (7 July 1973) 都章道章府章県章市章のすべて, 日本出版貿易株式会社
- NHK情報ネットワーク (1 April 1992) NHKふるさとデータブック4 [北陸・甲信越], 日本放送協会
都道府県書籍
[edit]- 同朋社 (October 1997) ビジュアル版にっぽん再発見 16 全国市区町村わが町わが村(富山), 同朋社
- 富山県地方課 (1 September 1961) 富山県町村合併誌, 富山県
自治体書籍
[edit]西礪波地域
[edit]- 戸出町史編纂委員会 (1 June 1972) 戸出町誌, 富山県高岡市戸出町史編纂委員会
- 福光町役場 福光町例規集, 富山県西礪波郡福光町
- 福光町役場 (5 October 1955) 広報ふくみつ 昭和30年10月5日号, 富山県西礪波郡福光町
東礪波地域
[edit]- 南砺市役所 (November 2005) 城端町行政史, 富山県南砺市
- 福野町役場 福野町例規集, 富山県東礪波郡福野町
- 井波町役場 井波町例規集, 富山県東礪波郡井波町
- 城端町役場 城端町例規集, 富山県東礪波郡城端町
- 平村役場総務部総務課 平村例規集, 富山県東礪波郡平村
- 平村役場 (1 December 1976) 広報たいら 昭和51年12月1日号, 富山県東礪波郡平村
- 上平村役場総務部総務課 (25 August 1974) 広報かみたいら 昭和49年8月25日号, 富山県東礪波郡上平村
- 利賀村役場 利賀村例規集, 富山県東礪波郡利賀村
- 利賀村史編纂委員会 (October 2004) 利賀村史 3 近・現代, 富山県東礪波郡利賀村
- 井口村役場 (5 November 1978) 広報いのくち 昭和53年11月5日号, 富山県東礪波郡井口村
- 利賀村役場 利賀村例規集, 富山県東礪波郡利賀村
- 砺波市役所 旧・砺波市例規集, 富山県砺波市
- 中田町誌編纂委員会 (15 May 1968) 中田町誌, 富山県東砺波郡中田町
- 福岡町役場 福岡町例規集, 富山県東礪波郡福岡町
射水・氷見地域
[edit]- 高岡市役所 旧・高岡市例規集, 富山県高岡市
新川地域
[edit]- 水橋町役場 水橋町例規集, 富山県中新川郡水橋町
脚注
[edit]- ↑ a b c d e f g h i j k l 図典 日本の市町村章 p102
- ↑ a b c d e f 博物館だより20号. 富山市郷土博物館 (2008年9月5日). Retrieved on December 20, 2011.
- ↑ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 図典 日本の市町村章 p103
- ↑ a b c 高岡市市章の制定について (2005年11月1日). Retrieved on December 20, 2011.
- ↑ a b 魚津市章の制定について. 魚津市 (1957年4月15日). Retrieved on January 02, 2012.
- ↑ a b 氷見市の市章. 氷見市 (1958年9月4日). Retrieved on January 02, 2012.
- ↑ 滑川市市章. 滑川市 (2011年1月12日). Retrieved on January 02, 2012.
- ↑ a b c 黒部市市章. 黒部市 (2006年3月31日). Retrieved on January 02, 2012.
- ↑ a b c 砺波市市章. 砺波市 (2004年11月1日). Retrieved on January 02, 2012.
- ↑ a b 市章・市指定花木. 小矢部市. Retrieved on January 02, 2012.
- ↑ a b c 南砺市章の制定について. 南砺市 (2004年11月1日). Retrieved on January 02, 2012.
- ↑ 市記章(旧市町村記章)について. 射水市. Retrieved on January 02, 2012.
- ↑ 射水市の市章. 射水市 (2005年11月1日). Retrieved on January 02, 2012.
- ↑ 射水市デザインマニュアル
- ↑ 舟橋村村章制定について. 舟橋村 (1973年6月22日). Retrieved on January 05, 2012.
- ↑ 富山県町村合併誌 舟橋村篇
- ↑ a b プロフィール. 上市町. Retrieved on January 05, 2012.
- ↑ a b 上市町章の制定について
- ↑ 統計たてやま 2002 (PDF) 3. 立山町. Retrieved on January 05, 2012.
- ↑ 立山町章制定について. 立山町 (1954年5月1日). Retrieved on January 05, 2012.
- ↑ a b 入善町町章の制定について. 入善町 (1960年7月1日). Retrieved on January 05, 2012.
- ↑ a b 朝日町町章制定について. 朝日町 (1954年11月3日). Retrieved on January 05, 2012.
- ↑ a b c d e f g h i j k l m n o p q 富山地域合併協議会 慣行の取扱いについて
- ↑ a b 都市の紋章 : 一名・自治体の徽章 p66
- ↑ 戸出町史 裏表紙
- ↑ 中田町誌 p298
- ↑ a b 水橋町例規集
- ↑ a b c d e 城南町行政史 p1
- ↑ a b c 広報ふくみつ 昭和30年10月5日号 p10
- ↑ a b 福光町章の由来
- ↑ 福光町例規集 福光町徽章
- ↑ a b 井波町例規集 井波町町章の制定について
- ↑ a b 井波町の紹介
- ↑ a b c 福野町の概要
- ↑ a b 福野町例規集 福野町町章の制定
- ↑ a b 城端町例規集 城端町町章制定について
- ↑ NHKふるさとデータブック p315
- ↑ 城端町の歴史
- ↑ a b 広報たいら 昭和51年12月1日号 p2
- ↑ a b 平村の概要
- ↑ 平村例規集 平村村章
- ↑ 富山県町村合併誌 平村篇
- ↑ a b c 広報かみたいら 昭和49年8月25日号
- ↑ a b ビジュアル版にっぽん再発見 16 全国市区町村わが町わが村(富山)資料p39
- ↑ a b 上平村の村章
- ↑ 富山県町村合併誌 上平村篇
- ↑ 利賀村統計書 平成14年刊行
- ↑ 利賀村史 3 近・現代
- ↑ 利賀村例規集 利賀村村章
- ↑ a b NHKふるさとデータブック p331
- ↑ a b c 広報いのくち 昭和53年11月5日号 p2
- ↑ a b c d 砺波市・庄川町合併協議会だより
- ↑ a b 旧・砺波市例規集 市章
- ↑ 富山県町村合併誌 山田村篇
- ↑ 富山県町村合併誌 細入村篇
- ↑ a b c d e f g h i 射水地区広域圏合併協議会 慣行の取扱いについて
- ↑ 射水市の概要
- ↑ 新湊市記章
- ↑ 富山県町村合併誌 小杉町篇
- ↑ 富山県町村合併誌 下村篇
- ↑ NHKふるさとデータブック p255
- ↑ 都章道章府章県章市章のすべて p252
- ↑ a b 高岡市・福岡町合併協議会 慣行の取扱いについて
- ↑ 旧・高岡市例規集 高岡市徽章規程
- ↑ a b 福岡町例規集 福岡町町章制定について
- ↑ 福岡町の概要
- ↑ a b c d 黒部市・宇奈月町合併協議会 慣行の取扱いについて