File:UV26A-38 【中越運送】Containers of Japan Rail.jpg

日本語: JR貨物より日本国内での鉄道輸送用に承認登録されて、民間企業が所有及び使用している 「 鉄道私有コンテナ 」 。

中越通運が開発（実用新案取得）し日本フルハーフ社が製作して、平成５年７月より運用されていた 「ライトコンテナ」 と呼ばれる幅狭コンテナ。
汎用4tベースのトラックのシャーシに積める様に、コンテナ幅が一般の20ftコンテナと比較して約27cm狭くなっている。
このためコキ車への積載は、下部四隅のスライド式の隅金具を延ばしで緊縛している。
長さ6,058×幅2,170×高さ2,438mm　自重1.45t　荷重3.3t。
通常、鉄道用として登録されているコンテナ輸送用には、総重量の関係で中型免許以上が必要となっていたので、運転手確保のために旧、普通免許でも運転出来る様に総重量が5ｔ未満に抑えかつ、輸送用車両購入費も割高にならない幅狭サイズの汎用車体で運用できるなどの点を考慮して、まったく新しい発想で開発されたある意味では珍品となる種類である。
なおこのタイプのコンテナは、コンテナ列車へ乗せる時に、必ず四隅全てを伸ばし且つ、伸ばしたアームに付属のアームピンを差し込んで全幅が変化しない様に固定する為の多くの手間隙他、このコンテナの上には通常の8ft幅仕様のコンテナは無論、同類の幅狭コンテナですら屋根強度の関係から段積みは一切出来ず、コンテナの個数と同等の留置スペースを必要とするなど、意外と運用面での制約が多いために、結局は他のコンテナの様に他社が導入したり、コンテナの登録数が増えることもなく、開発した中越通運一社のみで登録数も約50個程度である。
※ 衣類輸送用のハンガー吊り下げ仕様の、ハンガーコンテナ。

撮影地＝【大阪(タ)】