File:PLANS Qiqihar (DDG-121) 20230518.jpg

日本語: 令和５年５月１６日（火）午前９時頃、海上自衛隊は、与那国島（沖縄県） の南東約５０ｋｍの海域において、同海域を北西進する中国海軍ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦２隻（艦番号「１１９」及び「１２１」）及びフチ級補給艦１隻（艦番号「８８９」）の計３隻を確認した。

その後、これら３隻の艦艇が与那国島と西表島（沖縄県）との間の海域を北東進し、大正島（沖縄県）の南東約６０ｋｍの海域を北東進したことを確認した。

また、同日午後７時頃、海上自衛隊は、宮古島（沖縄県）の北東約１１０ｋ ｍの海域において、同海域を北西進する中国海軍レンハイ級ミサイル駆逐艦１ 隻（艦番号「１０２」）及びジャンカイⅡ級フリゲート１隻（艦番号「５４２」） の計２隻を確認した。

その後、これら２隻の艦艇が沖縄本島と宮古島との間の海域を北西進したことを確認した。

さらに、その後、これら計５隻の艦艇が合流し、久米島（沖縄県）の西約８ ０ｋｍの海域を北西進し、東シナ海へ向けて航行したことを確認した。

なお、これらの艦艇は、４月３０日（日）に対馬海峡を北東進した後、５月５日（金）から６日（土）にかけて宗谷海峡を東進し、同月１１日（木）から１３日（土）にかけて伊豆諸島の須美寿島と鳥島との間の海域を西進したものと同一である。

防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第１海上訓練支援隊所属「くろべ」（呉）及び第７護衛隊所属「すずなみ」（大湊）により、警戒監視・情報収集を行った。